バキュームカーとか超偉い。もっとがんばれ、超がんばれ

バキュームカーで行く、現代ハイテク糞尿譚

前述の記事と同じくBNNから。札幌で唯一の屎尿処理施設と、そこに屎尿を集めるバキュームカーの中の人の仕事について。下水道の整備が進んだ今でも下水を引けない・引かない場所が存在していて、かつ建設現場のトイレは原則的に全てくみ取り式なのでバキュームカーによる屎尿の回収と処理がなくなることはないんだそうで。
何よりもバキュームカーの運転手という仕事の厳しい条件と、その中でのプロフェッショナルな仕事ぶりが感動的すぎる。うちの部屋はくみ取り式ではないけれど、仕事を淡々とこなしてゆく手際の良さと責任感には頭が下がる思い。

バキュームカーの運転手の方々も感動的だけど、それを取材した記者達もある意味感動的だったり。
併走していた撮影班の車がハンドル操作を誤って車を雪に埋まらせたときについての記述が…

あの時とは工事現場の仮設トイレのくみ取りをしている間に、バキュームカーの上部に巻き取られたホースの写真を撮影すべく、車上に登った時のことだ。「バキュームカー上部は(車内の)香料とくみ取ったし尿の混ざったむせ返るにおいで充満状態。においで目まいを起こしたのは初めて」と説明する浅野記者。バキュームカーを発見した瞬間、においまで記憶から蘇ったというのだ。同記者は「その反動でハンドルを誤って切ってしまった」と反省する。

 この後、埋まってしまった車を「俺が押してやる」と同じく撮影班として同行していた東記者が、張り切って車外へ出ようとした瞬間に放屁。車内がバキュームカー上部と同様のにおいになってしまった。

(強調引用者)
屎尿の臭いに眩暈がしたということについて書くのはわかるにしても、放屁については書く必要があったんだろうか(w

あとバキュームカーについてはこんな本があるらしい。

バキュームカーはえらかった!―黄金機械化部隊の戦後史

バキュームカーはえらかった!―黄金機械化部隊の戦後史

本の内容も気になるけど副題の「黄金機械化部隊」というのも気になる。黄金ですか。