突然の個人的プチPS(1)ブーム

BPMを買った店で今度はゼロディバイド2とR4を買ってきてしまった。飼い猫の発情と共に(?)ぷちPSブーム到来である。
ゼロディバイドは前作をそれなりにやり込んだにも関わらず何となくスルーしてしまったもののひとつ。本来格ゲーは得意じゃないし技もまだ全然覚えてないので現時点ではなかなか評価しにくい。キグナスのボタン連打*1で回転する技は残ってたけど確か前作じゃ何回転目かでキャンセルして蹴りにつなげられなかったっけか。あと相手の背面に回り込む技もあったはずだけど…

ゼロデバか…何もかもみな懐かしい。ひょっとしたらスーファミ版スト2よりもよくやったかもしんない。「ゲーメストEX」*2を買い始めたのはこのゲームがきっかけだったりするし、疑似60FPS動作モードを出すために約1週間プレステの電源とキーを入れっぱなしにしたことすらありますた*3。でも本来の目当てがオマケとして入ってるタイニーファランクスというシューティングだったことは秘密だ。

前作のゼロデバも音楽がかなりカッチョ良くてサントラまで買ったんだけど、ゼロデバ2のサントラはなんと過去にZOOMさんの公式サイトでMP3が配布されてて、プレイしたこともないのに音楽だけ先に好きになってしまった*4。ちなみに現在も配布されてるけどサーバ容量の関係で現在前半のみ(2005年9月23日現在)。ちなみにZOOMさん、久しぶりにサイト(http://www.zoom-inc.co.jp/)を訪れてみたら(これまで半休止状態だったのに)モバイル用ゲームの配信を始めたらしくリニューアルされててびっくり。でも悲しいかなモバイル用ゲームの対応キャリアはVodafoneのみorz。

R4は、操作感覚がまるっきりリッジで安心。グランツーリスモ後の作品のせいか車体の表現がちょっとリッチ。でも「レースに勝って所持車を増やす」RPG風のシステムにはなじめない罠。漏れがリッジ・リッジレボと買ってレイジレーサーをスルーしたのは漏れがレイブレーサー(というかレイブレーサーの音楽を使った家庭用)を望んでたからという以外にもそういうシステムを導入したためだったりする。何も考えずに走ることができないのはツラい。
「リッジシリーズの半分は音楽で出来ている」と逝った人がいるかどうかは分からないけれど、R4の音楽はRR・RRRとアーケードしか知らない漏れとしてはちょっとヲサレに過ぎるように思った。コレはコレで好きなんだけどあんまりにもメロディアスというかまとまり過ぎててリッジらしくないような希ガス。もっと節奏が無くガツガツしててもいいはず。ドラムンベース系の楽曲は逆にガツガツしすぎてないところが良かったんだけれども。つかEXH*NOTESをいれr(ry

というか、漏れにとってのメインはR4本編よりもボーナスディスクと称してついてきたPS版リッジレーサーの60FPS作動版だったりする。 すげえよ! リッジがそのまんま60フレームで動いてるよ! しかもドリフトから復帰したときの謎加速までそのまんまだ! あとローディング時のギャラクシアンまでそのまんまだ!*5 音楽は他に発売当時と同じ仕様のリッジとあといろいろ入ってるせいで走行中の音楽は二曲のみだけどうち一曲が「GRIP」だ! 個人的には前述のEXH*NOTESと並ぶ名曲ですよ。PS2全盛の今なら別に珍しくも何ともない60FPSレーシングだけど、PSで、しかもあのリッジを60FPSで出来ることが何よりも嬉しい。トンネルの中ではねとばされるパイロン(じゃないような気もするけど)も60フレーム。山を抜けて左手に海をちらりと見ながらドリフトすると開けてくる海岸の風景も60フレーム。リプレイでドリフトしながら壁にぶつかる自機も60フレーム。漏れの心の中で全米が泣いた

そしてR4のパケ裏の「NO RESALE」マークに刻の涙を見る今日このごろでした*6

*1:格ゲーでは大体「ボタン連打で技が出せるキャラ」か、そうでなかったら「標準的キャラ」を使う卑怯な漏れ。そうさ鉄拳の持ちキャラはマーシャル・ロウキックの鬼と化してたともさ

*2:今は亡きアーケードゲーム専門誌・ゲーメストの家庭用ゲーム版。やけにゼロデバを推すとか洋ゲー3DOのコーナーがあったりとか(というかアタリジャガーのコーナーももあったような気が)妙に濃い内容と編集スタッフを持ってた、恐らくゲーム総合誌としては希有な方に入るであろう雑誌。突如としてギャルゲー専門誌とカタログ的なゲーム誌に分離したときには刻の涙を見た。ちなみに読者コーナーへの投稿が何回か載ったり懸賞でKOFナムコミュージアムを貰ったりもした。後にも先にもこれだけ愛読したゲーム誌はなかった

*3:ちなみにその疑似60FPSモードとはポリゴン数を減らして速度を二倍にしたもの。多分ゼロデバ2の原型かと。ゼロデバ2も60FPSで動作するところに魅力を感じてたんだけど何となく買いそびれた感じ

*4:個人的には「ULTRASONIC」と「ALASKA」と「MISSION」が好き

*5:挙げ句の果てにネームエントリーまでそのまんま

*6:漏れが一時期ゲームから遠ざかってたのはゲームメーカーと中古販売業者とのイザコザに幻滅してたからだったりする