種グフの評価を淡々と記述するよ

http://mokeimokei2ch.hp.infoseek.co.jp/good-hg/index2.html風に書いてみるよ。



総評
インパクト十分な戦闘を繰り広げたがたった一話で散っていったグフイグナイテッド(ハイネ専用機)の立体化。「スタンド付属」「ウィング部に金属シャフト使用」という豪華な仕様から前評判が高く、発売されたキットもほぼ期待通りの良好な仕上がりとなった。細かいところで意見が分かれそうだがさほど致命的な問題ではないように思われる。


プロポーション
 骨太なザクウォーリアと比べると全体的に細身で、脚がやや短く細い印象を受ける。だが全体的なバランスはそれほど悪くなくそれなりにまとまっている感じ。
 頭部は目つきの鋭いグフ然とした表情だが、多少下ぶくれ気味。削り込みで対処可能か。


関節
 肩にボールジョイントを内蔵したザクウォーリアからさらに発展して、HGUCガンダムなどの前方向引き出し関節の基部に(ザクウォーリアのものと同じ)ボールジョイントを使用したものが採用され、肩の可動範囲が大きく広がっている。前方向への引き出しや怒り肩に(動かし方によってはインパルスのような激しい怒り肩にも)することも可能。
 肘は今までと同じく90度まで。腰ひねりは若干狭いが必要十分。膝関節は90度くらいとザクウォーリアより範囲が狭まっているが、ベースが付属していることを考えるとさほど問題にはならない。足首は二重関節で接地性も良好だが、見る角度によっては裾の部分からポリキャップがモロ見えになるが玉に瑕。
 バックパックは中央スラスタが上下に可動、ウイングは金属シャフトによる軸可動+基部のボールジョイント接続によってグリグリ動き、ウィングをボディと平行にさせた飛行ポーズも可能。
 モノアイは無可動。

色分け
 胴体・バックパックの水色三角やウィングの白い部分(とモノアイ)がシールでカバーされているが、シールドは成形色と設定色が異なる部分が多いためほぼ全塗装が必要。パチ組み・無塗装派には辛いところか。


武器・付属品

  • スタンド(高さ・角度調節可能)
  • ビームソード(収納状態と展開状態それぞれ付属。展開状態のものにはクリア--成形のビーム刃付き。成形色は黒)
  • シールド(前腕に装着。収納状態のビームソードを収納可能)
  • クリア成形のヒートロッド(曲がったものとストレートのもの二つ)
  • ヒートロッド用の右手
  • 右持ち手・左持ち手

 ヒートロッド装着時には前腕のパーツを外す必要有り。ヒートロッド基部は両前腕に存在するがヒートロッド用持ち手は右手のみ、ヒートロッドの形状も持ち手に合わせたものである。ヒートロッドがクリアパーツというところは意見が分かれるところ(ちなみに説明書の解説には「高周波駆動時には赤く発光する」とあるが現在のところ劇中で発光するシーンはない)。
 スタンドはダガーガンバレルのものに似ているが、余剰パーツの格納はできない。角度の付いたほうのスタンドパーツは角度が付きすぎな感がある。
 シールドは前腕に装着すると多少ぐらつく。ザクウォーリアのような左平手は付いていないが、手の形状は似ているのでザクの平手にグフの手甲パーツを削ったものを装着するとグフの平手になりそう。