ブ日記

 blog形式で日記を書くにあたって一つ思い出したことがあります。風野さんがblog、正確にはblog論というものに違和感を訴えてる文章(http://member.nifty.ne.jp/windyfield/200305c.html#29_t1)です。コレを読んだ当時の漏れは自分の日記の中でもそこはかとなく同意してるように書いてるんだけれども、その漏れが今や本格的に自前でblog形式のサイトを持つことになるとは(その前に2ch形式のblogを持ってたりしたけどほとんど休止状態だったり)。

 ただ風野さんが違和感を持つblogとは、「正確には…」と但し書きを書いたとおり、blog形式のページを生成するツールを使うことやそれを使って作られたページのことではなく「(アッチの方で隆盛し、数々のblogツールを生み出すに至った)blogという概念」のことなのではないかと思います。漏れも概念としてのblogというのはようわからんですが、確かに何かこっちの人たちが書いてるweb文章と何となく違う印象はなんとなくあります(ってアッチの方のblogなんて読んだことがないですが、アッチでのblogに関する文章を読んでるとそんな気がするだけ)。個人的には、本質的に個人がチマチマと毎日更新するwebページという点では日記もblogもそんなに変わらないような気もします。

 今一度風野さんのblog(および「ブ日記」)に関する記述を読み返して思うことは、基本的にblogに移行しても内容が変わったりはしないのかなぁ、ということ。というか多分内容が変わったりということはないでしょう。

 ただ、もっと内省的なものを書いてみてもいいかなということもちょっと考えてます。漏れがweb日記を書き始めたころ(大体4年くらい前のこと。その頃書いたページはもう残っちゃいません。多分)は自分の身辺雑記やら妄想やらもうどうでもいいことを書き散らすまさに「日記」そのものだったんだけれど、どういう経緯があってかカルロ・スゴーンとして書くようになってからあんまり身辺雑記というか雑文を書く気が起こらなくなって、さらに他人の各雑文を読むこともイヤになったりしてますた。ってもとからあんまり読んでなかったけど。
 というわけで、日記をblog形式のサイトに移行することになるんですがはてなダイアリー(つまりココ)もそのまま継続使用して、ここを多少内省的な、というか身辺雑記的な文章を書く場所にしてみたいと思います。