インタフェイス雑感

http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=1833
いやぁ、現在PCがからむ系統(で半分以上が50代以上のお客様からの問い合わせ)のサポセンで働いてる漏れとしてはよくわかるなぁ。チェックボックスって概念自体がその筋の人には分かりにくいらしいし、「チェックボックスで選択して別のボタンで」ではないけれど「チェックボックス付きリストのチェックを全部つけたり外したりする(できる)」インタフェイスってのがその筋に詳しくない人には極端に分かりにくいというのも常日頃実感するくらいだったり。
それとか「大文字と小文字の区別がある」というのもダメらしく、「○○の項目が次に逝けないんですが」という人は大抵大文字(小文字)で入力すべきところを小文字(大文字)で入力してたりする。個人的には何か入力させる時にはアルファベット禁止にしたいところ。だっていちいち「ABCのA、ジャパンのJ」とか言うのめんどくさいし、「GはジャイアンツのGって逝っちゃダメ」(野球と政治の話は人前でするな、という絡み)ちうのもあったりするし…
アイコンが分かりにくいというのは実際に操作する側でなく操作を案内する側としても同じで、わざわざ「その操作をするためのアイコンがどんな画なのか」を口頭で説明しなくちゃ逝けないというのが案内する側としてのネックでもあったり。わかりやすいマーク、例えば設定関連にありがちなスパナとかカナヅチのマークだったり、接続するデバイスそのものの形をもしたアイコンならいいんだけど、微妙にオリジナリティのあるアイコンだと説明の仕方が…操作の流れを図示しててその中のボタンや矢印をクリックして操作を行うってインタフェイスもアイコン同様、というかある程度な照れる人間でも分かりにくい感じらしい。
それとか、「フォルダのツリー表示」とか「ツリーの『+』と『−』ボタン」ってのもすごくわかりにくいらしく、ツリー項目をダブルクリックして下にサブフォルダとかが出てくるならまだいいものの+や−を押さないと出てこない場合は1.4手間くらいかかる罠。そもそもツリー表示という概念そのものがお客様の理解やこちら側の案内を少々難しくしてるとこが…
あとWindowsエクスプローラの詳細表示みたいに「行の一番頭に項目名があって、項目名をクリックすると項目名でのソートに変わる」というインタフェイスも理解されにくい感じ。ドラッグアンドドロップも操作の説明の中では滅多にしないし、「ファイル選択ウィンドウとかでctrl(あるいはShift)+ナントカカントカとかドラッグしたときの枠でファイルを複数選択する」というのはもう…