ZガンダムII

キュベレイの話が出てきたところで、ZIIを見てきたのに感想を書いてなかったことを思い出した罠。というわけでZII、初日にシネフロまで観に逝きますた。二回目の上映だったけどあんまり混んでた様子ではなかったような。

で、内容ですがまさに「恋人たち」といった感じ。でも普通の映画的な「恋人」という感覚とはちょっとばかし離れていて、カミーユとフォウ、サラその他についてはカミーユニュータイプとしての覚醒が進行してるだけにどことなくララァアムロの関係に近い「友達以上、恋人以上のナニカ」のような印象を受けますた。ちゃんと劇場版ガンダムIIIのシーンも出てきたしね。
もしかしたら一部の人が気にしている「フォウとサラの声優変更」ですが、二人とも別にヘタクソなわけではないし、童顔化してる新規作画にも合ってたので「コレもアリかな」とは思いました。でもフォウが果たした役割や印象づけの強さを考えると元のフォウの中の人の方がより印象に残ったかなというとこもあるし、サラの中の人=池脇千鶴の声が予想以上に大人っぽくて、(個人的に)どことなく子供っぽさが残ってるイメージのあるサラとは微妙にギャップがあるように思ったのも確かです。

そして登場したMSについては…ガブちゃんとかハンブラビも良かったけどなぜかガザCラブ。特にハマーン様専用激ラブ。おかしいなぁガザCなんてコレまで全然印象になかったのに。HGUCで出たら買うぞ。それと雑魚扱いだけどなぜかマラサイに魅力を感じました。新規作画のマラサイカコイイよ。欲しいなぁ…ってもうHGUC持ってるな漏れ。

それでは以下ネタバレ注意。見てからちょっと時間がたってるのでいろいろ当てにならない部分もあるかと思いますが。

  • OPは歌ナシでいきなりベルトーチカさんの着艦シーンから。ちなみにアムロベルトーチカさんがが仲良くなる過程は微妙に端折ってあるので何で仲良くなったのかよく分からない部分も
  • ブランがMk-IIのビームサーベルを奪うシーンはちゃんとあった(漏れは覚えてなかったけど、模型板のHGUCアッシマースレでこんなシーンがあったつってちょこちょこ話題になってたような)上にナニゲに新規作画だったような。
  • …そういえばロベルトさんは? 戦死シーンはなかったような
  • 香港。ミライさんは人質にならない。あとウォンさんはこのあたりから出てくる
  • ゆかなフォウは童顔気味の新規作画と合ってるけれど、どことなく押しが弱い。
  • そしてウッダーの声も変わってる
  • 海に堕ちるサイコガンダム&Mk-II萌え
  • やっぱり「灼熱の脱出」近辺は激しく燃える
  • カミーユがフォウの元に乗り込んで説得を試みるシーンは恐らくこの映画の重要なポイント。記憶を持たないが故に「今」を肯定できないフォウに対して自分のろくでもない過去を総括しつつ「今」を肯定しようとするカミーユという構図。二人とも過去というモノが現在を肯定するための決定的なファクターではないと悟ったのではないか。
  • ブースターで大気圏から脱出したMk-IIがアーガマに回収される新規作画に燃えまくり。
  • ガブちゃん大活躍(?)だけど色のせいでやっぱりちょっと地味な印象。そしてマウアーさんの死に様のあっさり具合が…というかTV版が印象強すぎなだけか。あと「汚名挽回」はちゃんと「汚名返上」になってた…はず
  • フォウとカミーユの関係とカミーユとサラの関係がなんとなく対応関係にある感じが。
  • 月でとっ捕まってアーガマに監禁されたサラの「なわぬけなんてできない…」に萌え。
  • ここらへんかなり端折っちゃうけど、最後ガザCの大群がビームの雨を降らせてくるところは多分クライマックス。ハマーン様専用ガザCアーガマのMSを一機ずつ物色する様子に身もだえ。