ヒビキさんは今週から「仮面ライダー響鬼 熱闘編」になりますた

ジリオン風に「激闘編」でもよし。

先週の予告の「君ってつまらない人間だよね」の時点で違和感はあったし、実際に観てみてもアバンタイトルのナレーションが無くなり提供バックも変更されてたり、中身もこれまでのヒビキさんとは随分趣の違う感じになっちゃったなぁという印象を持ったんだけど、何やら玩具の売り上げ不振のテコ入れ策としてプロデューサーと脚本が交替させられたとか。どうりで。
制作陣の変更に際しては、これまでのヒビキさんとはあからさまにカラーの違う非現実的なキャラが出てきたり、アスムくんの性格設定が微妙に変わってたり（つまらない人間呼ばわりされて落ち込む割には言われた人間のウチにあがりこんだりピンチの時に平然と「もしかしたら運動音痴？」とか言ってみたりとか）して戸惑うことがある反面、戦闘がちょっとハデ目になったりいきなりクラスメイトがキャラ立ちしてきたりという悪くない面もあったり。
　来週も「親父越え」とか「アスムくん父親と再会？」みたいな急展開（逆に言えば取って付けたようなテーマと展開）があるみたいなので不安ではあるものの、とりあえずは様子見。
　そういえば布施明さんが本編に出てくるというニュースの中で「布勢さんの役は鬼たちを叱りとばすような役」という感じの記述があってちょっとビックリした覚えがあるんだけど、それって今回の交代劇があってのことなのか…

というわけで、漏れは「玩具とか模型とか…」の中の人の意見に同意します。まだ様子見段階ではあるけれど。

個人的な気持ちを書くと、自分は今までのスローで丁寧で人物描写に深みのある響鬼の物語作りが大好きで、
このままラストのハッピーエンドまで、日曜朝の幸せな時間が続けばいいなぁ、と思っていました。
仮面ライダーとしてではなく、一つのよく出来た人間ドラマとして見ていました。
だから、今週のオーソドックスな平成ライダー的ノリには正直ガッカリしています。

玩具が売れないのは、素人目にも、視聴者と玩具のターゲットがずれてるのが原因だとわかります。
だからと言って、番組の内容を玩具のターゲットまで引き下げるという選択が、果たしてベストなのか。
今の視聴者層をターゲットにした商品開発は出来なかったのか。
もっと言えば、作品自体が持つ力による収益の上げ方は考えられなかったのか。

そういえばヒビキさんに関しては放送開始当初「猛士仕様テント」とかいうとち狂ったアイテムが話題を呼んだことがありましたな。あと引用とは趣旨が違うかもしれないけれど、大人サイズの烈雷なんて出してくれたら…