ウナギヤバイ、超スゴい
ヤバイ。ウナギヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。ウナギヤバイ。
まず生態がナゾ。もうナゾなんてもんじゃない。超ミステリアス。
ナゾとかっても「世界の七不思議くらい?」とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ天然の卵が見つからない。スゲェ!なんかどこで産卵してるとかよくわからないの。ゾウの墓場とか猫の泉*1とかを超越してる。ナゾだし超興味深い。
しかもサケと同じく回遊してるらしい。ヤバイよ、回遊魚だよ。だって普通ウナギっつったら川とかにいるイメージじゃん。だってあんなニョロニョロしたやつらがだんだん海に出てって海泳いでらびっくりじゃん。
ついこないだまで川にいて夏の風物詩だったのに、そのうち海に出てってどこかよく分からない場所で卵産んでるとか普通に考えるとよく分かんないっしょ。だから金魚とか回遊しない。話のわかるヤツだ。
けどウナギはヤバイ。そんなの気にしない。回遊しまくり。産卵場所がウナギの幼生(レプトケファルス)を調べても判明しないくらい遠い。ヤバすぎ。
産卵場所は判明してないっていったけど、実はニホンウナギとかは南硫黄島の南とかかなり絞り込まれてきてる(ちなみにヨーロッパウナギやアメリカウナギはサルガッソーらしい。サルガッソースゴイ、超ヤバイ)。
でも「じゃあ、正確な場所ってドコよ?」って事はまだ誰もわからない。ヤバイ。誰にもはっきり分からないなんて凄すぎる。
あと完全養殖超難しい。天然の卵も見つからないし、シラスウナギから養殖するとほとんどオスになる。卵産ますのも難しいらしい。ヤバイ。難しすぎ。孵化したとしてもレプトケファルスからシラスウナギにするのも超難しい。3年くらい前に初めて成功したばかり。鼻からスイカ出すより難しい。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、ウナギのヤバさをもっと知るべきだと思います。そんなヤバイウナギを土用の丑の日に食べさせる習慣を作った平賀源内とか超偉い*2。もっとがんばれ。超がんばれ。
(参考資料:Newton9月号「数千キロを旅するウナギ−謎の生態 これほど身近な魚の卵が見つからない不思議」)
…というかその記事の受け売り。漏れも「ウナギの卵からの養殖が難しい」ことくらいは何となく知ってたけどウナギがこれほどまでに謎な魚だとは思わなかった。ウナギヤバイ*3。