牛乳有害説(藁

なんか知らんけど捜し物をしてたら「牛乳有害説」についてのページに突き当たってしまった…なんか「日本人に胃腸の病気や骨粗鬆症が増えてるのは牛乳を飲むようになったせいだ」とか「牛乳を飲むと体内のカルシウムが排出される」とか「牛乳は日本人の体質には合ってないからカルシウムは牛乳から摂るな」とか「牛乳は子牛の飲むものだから人間様が飲むのは間違ってる」とか「牛乳には女性ホルモンが含まれてるので飲み過ぎると生殖機能に異常を来す」とか「牛乳を飲むと牛になる」とかそんな感じ。あまりにもバカバカしいのでまともには読まなかったものの取り上げてるページはそれなりにあるようで…
漏れには牛乳有害説に反論するほどの知識や知恵といったモノはないですが、小学中学と給食で毎日のように牛乳を飲んできたのに胃腸の調子は悪くないし(←?)、百歩譲って牛乳が有害であったとしても胃腸やら骨粗鬆症やらの原因として直接結びつけられるものではないと思われます。むしろいろんな原因、例えば戦後の食生活の変容やライフスタイルの変化などが複合してのものでしょう。もちろん漏れは牛乳のせいだとは思いません。むしろ牛乳を飲むことによる問題よりも牛乳を飲まないことによる問題の方が大きいような気がしないでもないですがね。
そんなことより漏れが気になるのは「コラーゲンを食べるとお肌がキレイになる」という話ですね。*1コラーゲンは確かに肌の上に塗ったときには保湿効果を発揮してくれそうですが(でもコラーゲンは肌から吸収されるわけではありません)、食べても摂取したコラーゲンが直接体内で作られるコラーゲンの原材料になるとは思えないような…同じようなリクツで「疲労回復にはクエン酸」という話も漏れには信じられません(○木屋のクエン酸サワーは密かに好きですが)。

*1:ちなみにこの話について疑問を持つきっかけになったのは「食べ物情報ウソ・ホント」(郄橋久仁子著・講談社ブルーバックスISBN:4062572311)という本です。…つかきっかけどころかまんま否定されてるんですがね。