ダメに見えるチェック系シャツの着方とダメに見えないチェック系シャツの着方について、脱デブファッション開始三日めくらいの自分が思うこと
ダイエット(というよりは減量)のことについていずれきちっと書いておきたいと思いつつなんだかんだでまだ何も欠けずにいる29の夜。上の記事に関して思うところがあるのでメモ代わりにかいてみる。
とりあえず現時点で減量開始から半年ほど過ぎて、体重は量り始めた頃から30キロ以上減ってきてるので、体重3桁時代に着てた「Lいくつつくねん!」的なサイズの服は軒並み入らなくなってしまった。
減量して一番デカいのが、実は「大きなサイズコーナー/店を卒業できた」こと…というより「ユニクロとかそのあたりで売ってる服がフツーに入る」ということだったりする。そんなわけで先月くらいからちょくちょくユニクロとかダ●エーの若い者向け*1コーナとかに寄っていろいろと服を物色してた(つか、せざるを得なかった)んだけど、やっぱりそれだけでは限界がある。
というわけで、数日前から「脱オタファッションガイド」みたいなサイトを覗いてみたり、勢いでメンズノンノ*2を買って眺めてみたり、街中にいるほどほどにオサレな人が何故オサレに見えるのか(逆にファッション的にダメだったり微妙な人のどこがアレなのか)を考察したりし始めてたりする。
そんな矢先に上記の記事(とネルシャツ絡みの議論のほんの一部)を見つけたんだが、個人的には(多分上記の議論の中で触れられてはいるんだろうけど)ネルシャツ自体がダメなんじゃなく、着方によってどうしようもなく野暮になるだけなんじゃないかと思う。
以下はファッションに詳しい人から見ると全くもって見当違いな意見かもしれないけれど、現時点での自分としてのファッションの見方に関するメモとして書いておく。
街中で見る「それなりにオサレ」「必ずしもオサレとは言えないけどこざっぱりした着こなしをした人」の中にはネルシャツを着てる人がそれほど少なくない印象がある。自分がよくネルシャツを着るからネルシャツ着てる人の方に目が向いてしまうというのもあるかも知れないけど、少なくとも自分の中では見た限り「ネルシャツだからダメ・野暮」という感じは全く感じない。
上記の記事でも「ダメ」なのではなく「地雷(素人にはお勧めできない)」という扱いなので必ずしも上の自分の印象とは矛盾しないけれど、ただダメな着方をすると確実にダメになりそうな気はする。
「野暮-オサレ」メータのうちオサレの方に針が傾いてる人、というか着方は、基本的に自分の体のサイズに割合ぴったり合ったネルシャツを着ている…ような気がする。個人的にはネルシャツ=「基本ボタンは留めずに羽織る」ものだと思ってたんだけど、最近は「上を(そして多分下も)いくつか開けて、あとはボタンを留める」みたいな着方をすることで、ある程度体の線を出す(あるいは過剰に崩さない)ようにしてる感じもする。ネルシャツという時点でどうしてもラフにはなるけれど、ラフ過ぎないところで止めておくのが今様の着方っぽい。まあ残念ながら自分でもまだ全然分かってないから「こんな印象を受ける」というだけだけれども。
じゃあメーターの「野暮」の方に針が傾いてる人、というか着方は…自分の経験からすると「ラフにしすぎている」(オ−ヴァーサイズだったり丈が長すぎる)、あるいは「メリハリがない」場合が多いと思う。
自分はデブだった頃*3、ネルシャツは必ずボタンを留めることなく着ていた。多分ネルシャツを着るデブの半分くらいは基本的にボタンを留めないのではないかと思う。というかネルシャツだけに限らずそれ以外のカジュアルなアウタについても、場合によってはまったくボタンを留めたりしないのではなかろうか、
なぜボタンを留めなかったかというと…デブが(というが体重3桁の頃の自分が)ネルシャツのボタンを留めると、体型が強調されて非常に厳しい見た目になる場合が多かったからだ。それ以上に、ネルシャツを含むアウタは体型をごまかし、体の線を隠すためのものだったのだ。
さらにデブが着られる服は買える場所も種類もある程度限られているため(あるいはそれ故に根が張るため)、手元の服のレパートリが少なく、着回しがあんまり聞かない感じになってしまう。そうなると必然的にいつも似たような感じの格好になってしまい、かわりばえのしないメリハリのない印象を与えてしまう。表面積も大きいという点でもメリハリがないと言えるかも知れない。
普通の体型で野暮ったくネルシャツを着てる人にも、上の話は部分的には当てはまるかも知れない。もちろん普通の人は体の線を隠す必要は全くないのだが、それでも結果的に体の線を隠すように着てる人も多いんじゃないかと。
どうも結果的にそうなる理由のひとつは、ネルシャツをアウタとして捉えるか、インナとして捉えるかにもありそうな気がする。
ファッション誌やらユニクロ(またユニクロか)のディスプレイやらを見て気づいたのが、ネルシャツだとかのチェック系のシャツはアウタではなくインナとして多用されているということだ。オサレな人は「んなもん当たり前じゃねえか」と思うかも知れないけど、「ネルシャツは飽くまで羽織るもの」と考えていた自分にとっては軽いカルチャーショックだった。そして、基本インナだからオサレ傾向の人は体の線を隠さない程度にして着てるんだ、ということにも気づかされた。
まあ、ネルシャツをアウタとして捉えたとしても、インナといえばTシャツくらいしか考えられないからこの説は間違ってるのかも知れないし、アウタ・インナ論を論じようとしてもファッションに関してまだよちよち歩きどころか首が据わってすらいない今の自分にとっては途方もないことに思えてしまったため、今回はひとまずここまで。
というわけで、給料が入ったらネルシャツを何枚か仕入れたいと思っております。
あと、GSV問題のみでなくgoogleあるいはそれ以外の大きな何かが自分たちを監視したり脅かしたりしてるんじゃないか的な問題に関して
「それ」が我々を監視している(orできる)のであれば、同じように我々も「それ」を監視している(できる)、という視点は忘れちゃいけないと思う。
「それ」に実際関わってる関係者よりもweb上のユーザの方が数としては圧倒してる場合は多いはず。
まあみんな忘れちゃいないからGSV絡みのエントリにブクマがたくさん付くんだろうけど。
もうひとつのgoogleストリートビュー問題(おそらく個人的に)
ストリートビューが国内で公開されてからなんかいろいろもめてるらしい。そこら辺はよく知らんしあまり積極的に知ろうとも思わないけれど、(ごく個人的な乾燥に過ぎないかも知れないが)このサービスにはもう一つ問題を抱えているような気がする。
そもそもこのサービス、使うことあんまりなくね?
それほど地図を読むのが得意でない程度ではあるが、散歩前のルート決定や散歩中のルート確認でGEやモバイル盤Mapsを使ってる自分としてはこう感じる。
確かにGoogleEarth/Mapsみたいに「ルートやエリアをある程度大きな視点で示すツール」についてはそれなりに、というかそれ以上に使い出があるけれども、いまいち「自分視点で見た時のランドマークの見え方」についてはあってもなくてもいい、というかあるとしても360度実写データで見回せるツールである必要は全くない。
近辺の詳細なランドマークの状況が簡単な文字やイラストで確認できるようなのがポップアップ表示される程度なら十分使えるだろうけど、能動的にぐりぐり動かさなければならないストリートビューは逆に面倒だし、携帯でもPCでも若干読み込みに時間がかかるようなモノなので実用性としては(これも個人的にではあるが)疑問が残る。さらに各交差点だとかポイントポイントごとに配置すればいいものをなぜか撮影された全道路をカバーするように撮影データが公開されているのも実用という点から見れば無駄が多いように思う。
GE/GMであればある程度目立つランドマークも十分確認できるし、名前の載らないちょっとしたランドマークであってもある程度はそのものの写真や周りの建物の状況で確認できたりする。逆にそこそこわかりやすいツールでありながら、GSVのような無駄に情報量の大きなコンテンツを追加する意味がよく分からない。
実際自分でGSVを使ったのは、例の「自分が写り込んでる」のを他人に自慢するのに使ったり、自分ちの近くが撮影されてるかどうかを確認したりした時くらいで、まだ「役立てた」「役に立った」と感じた場面はなかったりする。
無駄に凄くてもあったらあったで楽しいのは当たり前だけだから機能として全否定はしないししたいわけでもないけれど、まあ楽しいだけであまり役に立ちそうにないよねってのが現時点の自分の中での位置づけだったりする。
というか個人的にはモバイル版GMに簡単でもいいからナビ機能を付けてほしいココロ。音声でなく文字表示でもいいから、設定した目的地にどのルートで歩けば最短距離で歩けるのかとかそんな機能があったら嬉しい。
ウホッ! いい塩こん部長
http://www.kurakon.jp/shiokonbucho/shiokonbucho.html
渋いにもほどがある。でも自己主張強すぎだ、塩昆布なのに(←失礼)。
スーパーでこれを見た時に一目惚れしたのは言うまでもない。
っつか実在の人物て。